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朝から太陽がじりじりと照り付ける 生暖かく 湿った風が頬をなでる じわじわと汗が湧き出る 頭から流れ落ちる 草とる鼻先で ふうせんかずらが 微風に揺れる そこだけに清々しい風がある ふうせんかずらの可憐な花に 小さなハチが寄ってくる ほとんどが小さな黒いハチだが 花咲く辺りを旋回している とどまって 好みの花を選んでいる この小さい黒いハチの動きが そこだけに 清風ありと 思わせる ふうせんかずらと小さな黒いハチたちは 厳しい夏を 自然体で 過している その生きざまが 清風ありと 思わせるのだろう 瀬戸内特有の 夏の地獄に抵抗するのはよしにしよう さりとて 今日一日を耐え忍ぶ名案はないのだが オオキスジジガバチ
by mushinouta
| 2006-08-18 15:33
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